【1年レビュー】TIMEMORE C3 手動コーヒーミル

コーヒー

「コスパ最強のコーヒーミル」として多くのコーヒー好きに支持されているタイムモア。

その中でも、私が1年間愛用しているモデルが「タイムモアC3」です。

このミルを使い続けたことで見えてきた長所や気づいた点を、実体験をもとに詳しくレビューしていきます。

コーヒーミルは、コーヒーの味わいを左右する重要なアイテムです。

挽き方次第で、コーヒーの香りや風味が大きく変わることをご存知でしょうか?

そんな中で、タイムモアC3は「手頃な価格でありながら、高性能」と多くの愛用者から評価されています。

私も、これまでいくつかのミルを試してきましたが、タイムモアC3を使い始めてから、コーヒーライフがさらに充実しました。

この記事では、1年間の使用を通してわかったタイムモアC3の魅力を詳しくご紹介します。コーヒーミルの購入を検討している方や、タイムモアに興味を持っている方の参考になれば幸いです。

【良い点】雑味ゼロ、最高のコーヒーミル

● 驚きの透明感

初めてタイムモアC3を使ってコーヒーを淹れたときの感動は、今でも忘れられません。

「コーヒーって、こんなにおいしかったの?」と、思わず驚いてしまいました。

これまでは、コーヒーを飲んだ後に口の中に渋みや重たい余韻が残ることが多く、それが当たり前だと思っていました。

しかし、タイムモアC3で挽いたコーヒーは一味違いました。

渋みがほとんど感じられず、豆本来のフレーバーがクリアに広がります。

同じコーヒー豆を使っているのに、香りや味わいがより鮮明で立体的に感じられ、まるで新しい豆を試しているかのような感覚でした。

透明感のあるコーヒーを求めている方には、ぜひ一度体験してほしいミルです。

● 価格と性能の絶妙なバランス

タイムモアC3は、「ちょっと高いけど、値段以上の満足感」を得られるコーヒーミルです。

コーヒー好きの方なら、プロバリスタにも愛用される最高級ミル「コマンダンテ」の名前を聞いたことがあるかもしれません。

コマンダンテは、バリスタ選手権などの舞台でも使用されるほどの性能を誇りますが、価格が6万円以上と非常に高価です。

一方、タイムモアC3はそのコマンダンテに匹敵する性能を持ちながら、価格はその約6分の1程度。

ステンレス刃による高い切れ味と粒度の均一さを備えつつ、2万円前後という手に取りやすい価格設定が魅力です。

「高級ミルを使ってみたいけど、手が届かない……」と思っている方には、まさに最適な選択肢です。

「高性能なミルを気軽に使いたい」という願いを叶えてくれるタイムモアC3は、まさに「お得感のある贅沢」と言えるでしょう。

【悪い点】耐久性が低い?

破損してしまった蓋

タイムモアC3は性能面で非常に優れている反面、蓋の耐久性については注意が必要かもしれません。

実は以前、私がタイムモアC3を誤って落としてしまったことがありました。そのときの状況を詳しくお話しします。

落下したのは、約1メートルほどの高さにある棚からでした。

下は木製のフローリングで、特別硬い素材ではなかったため、「これくらいなら大丈夫だろう」と思い、さほど気にしていませんでした。

しかし、確認してみると、蓋部分に2本の亀裂が入ってしまっていたのです。正直、そこまで衝撃が強かったわけではないので驚きました。

もちろん、「そもそも落とさなければよかった」という話ではあります(笑)。

ですが、実際に使ってみるとわかる通り、タイムモアC3は大部分が金属でしっかりと作られている一方、持ち手と蓋の部分はプラスチック製になっています。

このプラスチック部分が構造的に弱く、衝撃に対して壊れやすい箇所だったのではないかと感じています。

タイムモアC3を使用中の方や、これから購入を検討している方は、この点に注意していただければと思います。

1年使用後の劣化具合

外観に傷や汚れはほとんどない
コーヒーの粉がついているものの、外刃部分は新品同様で耐久性の高さがわかる。タイムモアの刻印は購入時白色だったがコーヒーの着色で変色してしまった。
底面部分、見ての通りとても綺麗
落下して亀裂が入った蓋部分
内刃部分、こちらも外刃同様傷一つなく耐久性の高さが伺える。
分解した全体像

まとめ

いかがでしたか?

タイムモアC3は、初心者から上級者まで幅広いコーヒー愛好家におすすめできるコーヒーミルです。

透明感のある味わい、手頃な価格、優れた性能は、毎日のコーヒータイムをより特別なものにしてくれるでしょう。

一方で、プラスチック製パーツの耐久性に気を配りながら使うことで、より長く愛用できるはずです。

これから購入を検討している方も、すでに使っている方も、ぜひタイムモアC3で自分だけの最高の一杯を楽しんでみてください!

タイトルとURLをコピーしました